インバウンドを成功させるために必要な3つのこと

その1,なんといっても日本語以外の情報発信

やっぱりこれが重要だと思います。

外国人観光客に来て欲しいのであれば、外国人向けの情報を発信し、ウチに来てくださいと丁寧に案内する。

これってすごく当たり前のことですね。(そうは言ってもなかなか出来ていないですが。。。)

ちなみに、世界で一番外国人観光客が多い国はフランスだそうです。

その大きな理由の中に、きちんとした外国人向けの情報発信をしているという背景があるそうです。

特に有名なのが、その名も「政府観光局インフォメーションセンター」

名前からして凄い感がありますが、もっと凄いのはここには10ヶ国語以上話せるスタッフが複数名いること。

それだけの言語を操れるスタッフが観光事業所いるなんて日本では考えられませんね。

そんな優秀な人がいたら日本なら間違いなく日本語教室や給料のいい多言語サービスをやっている会社にいくことでしょう。

それ以外にも外国人観光客に向けてインターネットを使っての情報発信もしっかりと行っており、フランス国内は充実した観光サイトがとても多いそうです。

 

パリ市観光局公式サイト

https://ja.parisinfo.com/

 

フランスのインバウンドにかける気持ちはお金にも現れており、政府が各地域に毎年3,000万円の予算を配布して、各地域の発展具合をランキングして競争させているそうです。

同じフランス国内といえど各地域がライバル同士という関係性を作り出すことで、地方でも競争し合い発展させる。

日本にはない攻めの政策がフランスの観光事業を盛り上げている大きな要因だと推測されます。

その2,無料Wi-Fiが使える環境を整備する

日本に住んでいる私たちが、このことを問題視することはあまりないと思います。

がしかし、外国人観光客のアンケートによると無料Wi-Fiの設備が不十分だと感じている人はかなりいるようです。

というのも、そもそも外国人の方は日本国内において、スマホを使う際にWi-Fi経由で使うことが前提となっている場合が多いみたいです。

なぜかというと、日本人は自分で契約しているキャリア(docomo,au,SoftBankなど)があるので、Wi-Fiを使わなくてもスマホが使えますが、外国人は自国でのキャリアで契約しているため、日本国内でインターネットを使う場合は、別途高額な使用料が発生してしまうとのこと。

そういう理由から無料Wi-Fiのサービスが充実しているかどうかは、外国人観光客にとって快適な旅になるかどうかを左右する重要な問題だといえます。

知らない土地にきてスマホが使えないなんて不安でしかありません。

そもそも外国人にインターネットで情報を発信していても、いざ日本国内にきてもらってからはネットを使って検索してもらえないという状況では情報発信の意味がありません。

無料Wi-Fiの設置とインバウンドは、意外にも大きな関係があることを知っておくべきだと思います。

その3,電子決済サービスを導入する

これは特に、地方で行き届いていないサービスだと思います。

電子決済とは、現金で買い物をしなくていいサービスのこと。

切符の代わりにSuicaで乗車賃を払うのも電子決済ですね。

ちなみに宮崎は、全国で一番最後にSuicaが使えるようになった県です。(Suica対応の自動改札が導入されたことがニュースにもなりました。。。)

そんなふうに実は身近な電子決済のサービスですが日本人は使用率がかなり低いみたいです。

電子決済を促進するお金、ビットコイン

ビットコインとは仮想通貨とも呼ばれるこれまでにはない新しいお金です。

仮想通貨というと怪しいものと感じる方も多いでしょうが、ビットコインはちゃんとしたお金として認知されています。

そもそもお金というのは、相手との信頼関係で成り立っています。

いまあなたが持っている1,000円札が1,000円の価値を持っているのは、日本中の人がその紙切れを1,000円の価値があると認知しているからにすぎません。

よく考えたら、お札はただの紙切れです。

そのただの紙切れが「お金」として価値を持っているのは、全員がその紙切れの価値を共通認識としてもち、なおかつその紙切れを信頼しているからといえます。

1,000円札を渡されてその紙に「1,000円」という価値があることを疑う人がいない世界であるからこそ、今の世の中は現金支払いで買い物が成立しています。

それと全く同じで、ビットコインというのは仮想通貨の価値を信頼している人たちが使っている新しいお金なのです。

そもそも私たちは、もうすでにお金を電子データにかえて生きています。

例えばクレジットカード決済は、紙幣を直接払うことなく電子データのやりとりで買い物を可能にしています。

銀行の貯金だってそうです。

みなさんが貯めたお金を確認する際に、通帳に記載された数字というのは実際に存在するものでなく、あくまでただの電子データにすぎません。

実際に日本国内の全ての人が一斉に貯金を引き出したいと銀行にいった場合、全額お渡しするのは不可能です。

その数字はあくまで電子データとして存在しているだけであって、必ず実在するものではありません。

日本では(特に地方では)電子決済のサービスが遅れていますが、世界中で電子決済は当たり前になってきています。

さきほど紹介したフランスにおいては電子マネー決済率が約60%という調査結果もあり、日本は17%とかなり遅れているのは明白です。

ちなみに、いま日本で一番観光客が多い中国においては、電子マネー決済率が驚異の98%とのこと。

もはや中国人はお金を持たない生活を送っているみたいですね。

そういった背景からも今後ますます電子決済サービスの重要性は増していくと思います。

ちなみに筆者は普段Apple Watchをつけていますが、その中にはSuicaとクレジットカードの情報を入れています。

万が一お財布を忘れても、このApple Watchさえあれば買い物ができるという状況です。

この便利さを一度知ってしまうと現金を持つということがめんどくさくなります。

これは個人的な意見ではありますが、私のように電子決算を経験してしまうと現金をもつことがめんどくさいと感じてしまう傾向にあります。

電子決済が当たり前になっている海外の方はなおさらこの傾向が強いのではないでしょうか。

日本は買い物するには不便だと言われる時代が来るかもしれません。

外国人だけでなく日本人にとってもこのサービスが普及することは、これからさきの未来で快適な生活を送れるかどうかの1つのポイントとなるのではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

宮崎県の木城町という小さな町にある観光協会のホームページです。 観光事業に関わらずいろんなことを記事にして情報を発信して、結果的に木城町の名前が日本中で知り渡ればいいなと思いながら運営をしてます。