ロボットが観光案内?京都は近未来の観光地へ

京都の町を案内するロボット

タイトルにも書いてますが、観光ガイドをするロボットが誕生したそうです。

その名もロボホン

スマートフォンに搭載されたロボットが観光ガイドとなり、京都の町を案内するサービスを提供してくれるそうです。

こちらのサービスはJTB西日本が発表したもので、京都観光をロボホンと一緒に楽しむ新たな旅行プランとのこと。

来年の1月から3月にJR東京駅から出発するツアーを予定していて、12月15日から予約受付開始だそうです。

ロボホンはGPSを利用して京都市内の役100ヶ所の観光地をカバー。

利用者がその観光地の近くに来ると、歴史・文化を音声で説明してくれるだけでなく、割引の特典があるお土産屋さんや舞妓体験のできるお店なども案内してくれるみたいです。

ただ観光地の案内をするだけではなく、利用者にとって有益な情報までも教えてくれるロボホンは、これからの観光事業者にとって強力なツールとなっていくのではないかと思います。

情報を自ら提案してこそ価値が出る

先ほどロボホンは、観光事業者にとって強力なツールと書きました。

しかしこのロボホンの性能は、そもそもロボホンでなくてもできることだと私は思います。

これまでも観光客は自分のスマートフォンを利用して、訪れた観光地についての情報を収集していました。

そのことを考えると、ロボホンが観光地について音声による案内をしてくれることは特別なサービスとはなり得ません。

しかし、注目すべきはそのあとのサービスです。

それが、利用者に割引のあるお店や体験サービスのあるお店の情報を案内するというサービス。

これってスマートフォンでは決してやらなかったことですよね。

スマートフォンは私たちから見て、あくまで受け身の存在でした。

こちらがどんな情報を欲しているのかを教えるまでは、スマートフォンは情報を発信してきません。

しかし、ロボホンはこちらが欲している情報を言わなくても「これってあなたにとって有益な情報じゃないですか?」という風に提案をしてくる存在となります。

私はこの差がとてつもなく大きなものだと思うのです。

YouTubeをご覧になる方ならご理解いただけると思うのですが、YouTubeって一度開いたらずーっと見てしまいますよね。

その大きな要因は、YouTubeがこちらの視聴履歴のデータを元にして、私たちが興味ありそうな動画を提供してくるからだと思うのです。

このサービスがなければ、おそらくYouTubeをいつまでも見続けることはないはずです。

自分で自分の欲しい情報を見つける(検索する)というのは、かなり労力のいることだとYouTubeは知っているのです。

例えばあなたは、検索ブラウザ(Google・Safariなど)を開いて自分の意思で調べ物をするための検索を1日に何回しましたか?

おそらくそのような検索は1日とおして、一度もしたことがないという方もいるのではないでしょうか。

これと同じようにロボホンは、ユーザーにとって有益となり得る情報を一方的に提案してくるタイプのサービス(YouTube・Facebookなど)と同じで、今の時代にフィットしたサービスだといえます。

私たちは潜在的に思考を常にONにしながら、毎日を生活したくないと思っています。

たまにはボーッとした時間が欲しいのです。

旅行や観光の時間であればなおさらです。

その人間の欲ともいえるだらしない部分を利用したサービスというのは、非常に強力であると思うので結果的に観光事業者にとって強力なツールとなり得ると思うのです。

もしこのサービスが失敗をするとしたら、ロボホンが提供してくる情報が利用にとって無意味なものでしかないものばかりを提案してきた場合でしょう。(まあそんなことは現代においてまずあり得ないと思いますが。。。)

ロボホンのサービスはYouTubeでも代用できるのではないか

そんなロボホンですが、私たちのような田舎で観光事業をしている場合は到底手の届かないサービスです。

これを木城町でも取り入れるとなれば一体何年先のことになるやら。。。

そこで私なりに考えてみたのですが、この観光情報を自ら提案してくるというサービスはYouTubeで代用できるのではと思いました。

つまりどういうことかといいますと、ロボホンのサービスをYouTubeに代わりにやってもらおうというものです。

まず木城町の各観光地が製作した動画を1つのチャンネルに全て登録します。

すると、木城町の観光に興味がある利用者が、そのうちの動画を1つだけ視聴した場合に、他の観光地の動画も勝手に関連動画として掲載されることになります。

もし木城町に興味がある利用者の場合、他の動画も閲覧する可能性が高いと思われるので、ロボホンの自ら関連情報を提供するサービスというのをYouTubeが代わりにしてくれるという結果になります。

このときの動画に入れる情報は常に最新のものにして、なおかつ内容がよく伝わるものにしておく必要があります。

情報を発信する各事業所は、伝えたい内容を撮ったCMのようなものを製作してYouTubeにアップすることで、ロボホンが利用者に観光情報以外のサービスを発信する代わりをする。

その情報はテキストと音楽で伝えるなり、事業者の誰かがユーチューバーのような役割を担って伝えるなど、見る人にとってある程度おもしろい内容がベストかと思います。

とにかくクオリティーを大事にしながら情報を発信しなければいけません。

これまで観光案内というのは、紙媒体をメイン(パンフレットや情報誌)で使うため、不変の内容(定休日や料金など)しか載せることができず、変動するサービスの内容(特売やイベントなど)まで掲載されていませんでした。

そのことが原因で、市町村が作るパンプレットなどの情報誌は、ユーザーにとって有益な情報とはなり得ずにいました。

そこで登場したのが、ホームページによる定期的な情報更新型の情報発信です。

この形になることで、各事業所は常に最新の情報をユーザーに届けることが可能となり、自らを検索してもらうメリットをユーザーに与えていました。

しかし、現代においてホームページは集客力の強い媒体とはなり得ません。

なぜなら、いまのご時世では、まず自社のホームページを検索してもらうということ自体に大きな負荷がユーザーにかかっているからです。

そこをクリアするには並大抵の努力なしでは到底不可能ですし、専門的な知識も必要となります。

ホームページでテキストとして載せていた内容を動画にして発信することで、より情報が拡散すると私は思います。

動画はユーザーにとって閲覧のストレスを軽減できる上に、ユーザーは視覚的に情報を収集できることで信頼を得やすい媒体であるからです。

いま若い世代にとってYouTubeはただの動画閲覧サイトではありません。

テキストによる情報は、完璧に信頼できるものではないということを本能的に知っているからです。

その点において、若い世代の人にとってYouTubeは重要な情報収集サイトなのです。

若い子たちは、世の中で気になるものがあった場合、検索ブラウザを使わずにまずYouTubeで検索する。

検索ブラウザの代わりにYouTubeを使って検索するということが当たり前になりつつあります。

このことを利用して、ロボホンの役目をYouTubeで代用し、有益な情報を関連ずけて発信することで、田舎でも都会に負けない観光案内ができるのではないかと思いました。

もちろんこれ以外の上手なやり方があるとは思いますが、今までYouTubeで集客をしていない場合は、YouTubeも非常に強力な媒体になり得るというのを知ってもらいたいです。

しかし、やっぱりロボホンのような視覚的に認知できる存在で、なおかつ観光案内をするサービスはこれから必要になってくると思います。。。

「視覚を制するものが市場を制する」

そんな哲学みたいな言葉が頭をよぎる筆者でありました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

宮崎県の木城町という小さな町にある観光協会のホームページです。 観光事業に関わらずいろんなことを記事にして情報を発信して、結果的に木城町の名前が日本中で知り渡ればいいなと思いながら運営をしてます。