木城町は情報発信不足?

木城町の観光に関する会議に参加してきました

今日は、県の職員の方たちと木城町の観光事業について意見交換会が開催されました。

筆者も観光事業のど素人ながら、観光協会の広報を担当している者として会議に参加してきました。

スーツに身をつつんだ4名の職員さんが来てくださり、いつもと違う雰囲気でなんだか緊張しました。

会議が進むなかで、県の方がおっしゃっていたのが、木城町は観光地としての素材がよそと比べてとても多いということでした。

そういった施設がすでに整っている状態であれば、情報発信の強化でお客様を増やせるのではないかというご意見もいただきました。

これは筆者もすごく感じており、木城町の観光施設は情報発信をする媒体が少ないと思っています。

例えば、「えほんの郷」は県内でも多くの方に認知されている、木城町で1番の観光施設でありますが、ホームページがしっかりと運営されていません。

また川原自然公園においてもFacebookによる情報発信はしているものの、ホームページの運営とまでは至っておりません。

スマートフォンの登場により、インターネットによる情報発信は必須条件です。

なぜなら、いまお客様はインターネットを使って情報収集をしており、そこで情報が載っていない場合の多くは、遊びにいく立候補としての土台にすら乗らないからです。

木城町のような小さな町においては、観光施設が重要な収入源となります。

そのことを考えると、いい素材を持っている木城町の各観光施設の情報発信力の低さは大きな課題であると考えます。

情報発信すると観光客は増えるのか

私はこんな経験がよくあります。


Aさん
君はどこに住んでいるの?
木城町です。
Aさん
あー、えほんの森があるとこだよね。
いやいや、「森」ではなく「郷」ですよ。ところで、えほんの郷をご存知ということは行かれたことがあるんですか?
Aさん
ううん。名前を知っているだけで、行ったことは一度もないよ。

いかがでしょうか?

このやりとり、個人的には木城町民あるあるだと思います。

このように、名前を知っているだけではその場所を訪れる動機にはなり得ません。

時間とお金をかけて行く価値がそこにあると思った時にだけ、人はその場所を訪れるのです。

その価値を見出すには、お客様の不安を解消するための一定情報が必要不可欠となります。

その場所がどこにあり、どんなサービスを提供し、時間とお金をかけた以上のものが返ってくるのかを、丁寧に説明しないことには本当の情報発信とはいえないと思います。

お客様というのは、そう簡単にご自分の大切な時間とお金をお店に対して払ってはくれません。

そして最も重要なことは、わざわざお客様が来てくれる内容・サービスを準備しないことには、どれだけ情報を発信してもお客様はその場所に来てくれないということです。

お客様が満足するサービスを準備したうえで、情報を発信する。

このことができた時に初めてお客様が来てくれるようになり、そしてリピーターになってくれると私は思います。

口コミこそ最強の情報発信

話はそれますが、お金を払う側とサービスを提供する側の利害が一致して初めてビジネスであると思います。

地元の施設だからとか、お世話になっているからとか、そういう私的感情は抜きにして、そのお金を払う価値がそこにあるのかないのかで、大多数の人は利用価値を判断しています。

地元の人だから地元を悪く言わないとか、地元の人は地元の施設を活用するとかそれはあり得ません。

その施設に価値があると思うから行くのであって、それ以上も以下もないのです。

お金を払うということは、それくらい私的感情は介入しないということを前提にお話します。

初めて訪れた場所が良かったとき、または悪かったとき、あなたはその事実を誰かに共有したくなると思います。いわゆる口コミというやつです。

その口コミにはなんの責任もつきませんし、誰が何を言っても問題ありません。

いわば口コミの内容というのは、完全な第三者目線の発言といえます。

そして、その目線での発言は総じて的を得ていることが多く、多くの人が共感する内容だったりします。

口コミの恐さは生半可ではありません。その拡散スピードはとてつもなく速く、タチの悪いことに悪い内容であればあるほど、そのスピードは速くなっていきます。

情報発信の媒体はいろいろとありますが、私は口コミこそが最強の媒体であると確信しています。

なぜなら私たちは、友人・家族・信頼する同僚など自分が信頼している方にオススメされた場所は無条件に行ってみようと思うからです。

そして、口コミは勝手にどんどん拡散していくものです。(良くも悪くも)

Facebookのビジネスツール(悪く言えば『機嫌取り』)のような使われ方をする「いいね!」の拡散よりか、よほど効果のある最強の「いいね!」が口コミだと思うのです。

逆に、いくら情報誌にいい文書や写真が載っていたとしても、自分の信頼する人に「そこ全然ダメだったよ」と言われたら、もう行く気がしなくなります。

では、口コミでの評判を良くするにはどうするか。

それは、お客様を満足させるサービスの提供以外にないと思います。

そして、それを可能にするにはお客様が求めているものを知るための情報が必要です。

その情報を収集するための便利なツールが、インターネットであり、ホームページなのです。

ホームページで情報発信するのは当たり前。大事なのはその先。

ホームページは、お店側の情報を一方的に発信するだけのものではありません。

それ以上にお客様のニーズを知るための重要なツールであると私は思います。

ニーズが分かれば内容のいいサービスが提供でき、お客様の口コミも良くなり、結果としてお店が儲かる。

以上の理由から、私はインターネットによる情報発信の重要性を以下のように考えます。


1.情報発信の媒体をインターネットですることで、まずはお客様との接点を広げることができる。

2.その接点は、サービスの質をあげるための重要なデータにすることができる。

3.そのデータを元に、どんなサービスを準備するべきかの検討する。

4.お客様が求めているサービスを提供し、口コミを良い方向にコントロールする。


お客様が求めているサービスとは何かを考えるための手助けとなるのがホームページであり、インターネットであると私は思います。

ホームページを作成して情報発信すればお客様がくるのではありません。

ホームページに載っている内容が、そこを訪れようか検討中のお客様にとって価値があると判断されたときに、初めて情報発信の意味が現れます。

情報発信をしたことでお客様との接点を増やし、サービスを改善していく。

これこそが大事なことではないかと私は思います。

ABOUTこの記事をかいた人

宮崎県の木城町という小さな町にある観光協会のホームページです。 観光事業に関わらずいろんなことを記事にして情報を発信して、結果的に木城町の名前が日本中で知り渡ればいいなと思いながら運営をしてます。