3Dプリンターを地方の観光事業へ

3Dプリンターの現状

自分の頭の中にあるアイデアを簡単に具現化できたらどんなに楽しいでしょうか。

そんな夢のような話が【3Dプリンターの登場で実現可能となりつつあります。

3Dプリンターとは、CADやCGソフトなどでつくったデータを元に、立体物をつくることができる装置のことを言います。

 

一見すると自分たちの生活とは関係なさそうな3Dプリンターですが、実は家庭用に販売されています。

値段はまだ高額なので、すぐに購入することは難しいかもしれませんが、3Dプリンターの利便性を考えると、ゆくゆくは「一家に一台」と言われる家電になる可能性が高いと思います。

 

それほどこの装置は、これからの私たちにとって必要不可欠な装置であるのと同時に、使える用途が無限にあるため、ありとあらゆる産業に影響を及ぼす存在であると言えます。

3Dプリンターで家も建てられる

信じられないことに、3Dプリンターは家を建てることもできる時代になりました。

3Dプリンターで家の製造をする企業『ICON』という会社が、日本円でわずか110万円で家1軒を建てれることに成功したそうです。

 

建築にかかる時間も驚くほど早く、12〜24時間ほどで完成してしまうそうです。

そうした技術は、発展途上国の家がない人たちの生活を救うことが期待されています。

 

 

『ICON』が3Dプリンターで家を建てる模様はこちらから↓

 

ハードな技術より、ソフトな技術に価値がつく時代へ

これまで建築などの技術職は、その専門性の高さがゆえに価格が高騰していました。

どういうことかというと、私たちは【マイホーム】などの高額費用がかかるの商品を、いわゆるプロに依頼しなければ実現出来ないがために、ある意味「仕方なく」お金を払って手に入れていたと思います。

 

しかし、3Dプリンターのようなソフト面での発明が、これまで一般の人にはできなかったハード面での技術的問題をクリアーするようになったら、これまでの【人間が家を建てるプロ集団】であった工務店に、商品を発注する必要性がなくなってきます。

 

ソフト開発がもたらす生産性の向上は、ハードな部分の問題点を「早く・安く・簡単」に解決できるからです。

 

 

【家を建てたい】という問題は、人が『時間』と『技術』を駆使して建築するというハードな解決策から、コンピュータがオートで建築するというソフトな解決策へと転換しています。

 

つまり、これまで職人さんが培ってきたモノ作りの技術は、ソフト面の技術の進歩により、人間の手を加えることなく完成してしまう状況にあり、「作り手」といわれる人たちが、長い年月をかけて培った技術的価値は、今後ますます下がっていくことが予想されます。

 

そしてこの状況は、ありとあらゆる産業で同時進行的に発生していくと思います。

最近では畜産農業も、これまで人が管理しなければいけなかった作業を、人工知能やアプリケーションで管理している経営者も増えてきています。

 

まさにソフト開発がもたらした生産性の向上です。

 

このように人件費をかけずとも生産性を上げることが可能になった時代においては、こうした技術をいかに活用するか、または、自分たちで新たなを技術を産み出すかに価値がついてきます。

 

いわゆるプログラミングなどに代表される「ソフト」を構築できるかどうかが、これからのビジネスのキーとなってくるのは間違いないでしょう。

 

パソコンを組み立てられることに価値があった時代は終わりを迎え、パソコンの中身「OS(オペレーションシステム)」を開発できるかどうかが今後は重要であるということです。

3Dプリンターで観光を盛り上げる

話が少しそれてしまいました。

高額とはいえ、3Dプリンターを活用したビジネスはこれからますます需要が増えてくると予想されます。

 

そして、当然ながらこの技術は観光事業にも影響を及ぼすのではないかと思います。

 

例えば、これまでになかったお土産品の新規開発を容易にしたり、新たな観光施設を費用を抑えてオープンしたりなど、これまで費用がかかるためにチャレンジが困難だったことに、多くの人が取り組みやすくなると思います。

 

わたしは実際に3Dプリンターを使ったことがないので、木城町にとって効果的な活用法をまだ見出せてはいませんが、『時間』と『場所』と『資本金』に関わらず、頭の中にあるアイデアを簡単に具現化できる3Dプリンターの存在は、どんな人にとってもビジネスチャンスをもたらしてくれるでしょう。

 

そんな可能性ある3Dプリンターが、観光にどう活用できるかを今後も模索してみたいと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

宮崎県の木城町という小さな町にある観光協会のホームページです。 観光事業に関わらずいろんなことを記事にして情報を発信して、結果的に木城町の名前が日本中で知り渡ればいいなと思いながら運営をしてます。